米中対立が激化していますが、豪州と中国の対立も激化中。

中国が豪州に「報復」連発しています。
豪州にコロナ発生源の調査求められ食肉輸入停止で対抗するとしていますが
豪州の牛肉輸出のうち中国向けが4分の1を占めるため、
これが実行されれば豪州経済にとって大きな痛手となります。

豪州にとって最大貿易相手国の中国は、
豪州輸出入額の約4分の1を占めていますが
食肉、穀物など幅広い分野での豪中の報復の激化が懸念されています。

またハイテク分野でも5G導入を巡り、情報工作への懸念を深めた豪当局が
中国企業を排除するなどの動きもあり、豪中の蜜月関係は揺らいでいるのです。

にもかかわらず、豪ドルは3月以降、きれいな上昇トレンドを描いています。

この背景にゴールド高を指摘する向きも。

豪州は現在世界第2位の金生産国ですが、金高を背景に生産量を増やしており
ちかく世界第1位の金生産国に躍り出る可能性がでてきたのです。

金高は豪州経済にとってもプラス。

これが豪ドル高をけん引している側面もありそうです。
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