1 mag 2021
前回の記事『焦らず優位な位置でエントリーを』では、直近の新規エントリーや追加ポイントとして、黄色のサポートラインに実体をのせるまで静観、もしくは青色のボックスの下限まで落としてきて、51.7kを実体で割り込まないことを確認してのエントリーがベターという見解であったが、前者の展開となった。 いずれにしても月足を考慮して紫のボックス内に戻してくるであろうという見立てではあったが、それもまさにその通りの展開となった。 Twitterでも書いてはいたが、本来昨日17時過ぎくらいに追加する予定ではいたが、黄色のライン上での値動きを繰り返し、とても判断に苦しんだ。 その要因としては、昨日の記事でも書いた通り、黄色のサポートを実体で割るにもちょっと時間をかけ過ぎた印象であった。具体的にいうと4h1本分くらい。 逆にそれを考慮すると21時まで追加の判断を待ってみようという結論に至り、21時にしっかりと実体をのせたことを確認しロング追加。(Bybitでは実体を若干割っていたがBinanceではクリアしてたのでそれで判断) 結論、そこから25時までに3000ドルの上昇をみせ一気に紫のボックス内に戻してきた形となり、月内の最終ターゲットであった黄色フラッグも概ねクリアした格好となったが、重要なのはここからの展開である。 早速ではあるが、つい先ほど月足が確定し10月から始まったバブルで初めての陰線となった。 と同時に長い下ヒゲも伴ったのだがこれをどう捉えるかは人それぞれではある。 私の見解としては、4月26日の49.0k実体サポート成功から一旦上目線ということでトレードしてきたのだが、前提としてATHを目指すのか二番天井を形成するのかはわからないというあくまで中立の立場で立ち回ってきた。 一方、好材料となりえるファンダも沢山入ってきている。 2400億円相当のテザー流入、ETF関連情報、そして昨夜の上昇前の強い現物買いとCoinbase Proから大口アウトフロー、 全てを整理すると短期トレーダー目線でいえばロングしかないだろう。 しかし、今一度冷静に考えてほしい。 ① ここからレバかけてロットを張ってロングできるか ② 概ね上昇するだろうという期待からここで現物を追加で仕込めるか 私はどちらもNOである。 現に4月26日からのロングポジションは分散利確と追加を5〜6回繰り返し、確定利益を積み上げつつ徐々に追加ロットを減らしていき現在は当初の40%ほどしか残していない。 確かにここから上がる気もするので持たざるリスクを考えるとロングを持っておきたい局面であることは事実であるが、それは約1週間確定利益を積み上げてきたからできる判断でもある。 今後一番近いターゲットとしては緑のラインである58.5k ここは2月22日から幾度となく機能してきたラインであるが故にかなりの利確売りがあってもおかしくはない。 それらを考えた時に一旦緑と黄色のライン内でのレンジとするのが妥当ではなかろうか。 とはいえ4000ドルのレンジになるので無理なロットは禁物である。 万が一、BTCらしいクレイジーな突き抜けを披露したとしても素早い利確がマストだと思う。 次に待ち構えるのは青のライン62.0k。またここも強力なレジスタンスであることに間違いない。 5月初旬の動きとしては本当は中立と言いたいところだが、スキャルピングのトレーダーでもない限り中立などぼんやりした見立てでは今のBTCの値動きに太刀打ちできないから正直ロングでの立ち回りがやや優勢かなという程度の印象である。