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ダウ、史上最高値更新と調整のチキンレース
Indice Dow Jones Industrial Average
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ダウ、史上最高値更新と調整のチキンレース
Di ponooko
Segui
Segui
21 dic 2019
2
21 dic 2019
こんばんたぬき。
米株は強烈な爆進を見せているたぬね。
ダウ平均は史上最高値更新してるたぬ。
じゃ「バブルだぜ常にロングでいいじゃん?」っていうことになるっていうと、やはり楽観はできないたぬ。
特に今のチャートを見ると、週明けてこのまま突っ走るか、ヘナっとなるか非常に重要な局面にきてるように見えるたぬ。
ポイント① 寄りで窓空け→一気に下げる→日足陰線
金曜日(20日)を1時間足で見るとこんな感じで、寄りで爆上げしてすぐ下げ戻し、大陰線つけてから垂れ下がって引けを迎えたぬき。
これを日足で見るとこんな感じたぬ。
このように、長期的かつ強い上昇トレンドにあるものが、窓開けて上に吹っ飛んだ直後に下げていって日足を陰線で確定してるたぬね。
これがどういう風に考えられるかをいう前に、ポイント②を見て欲しいたぬ。
ポイント② ネックラインでレジスタンスされた
下の画像に走る水色のいろんなネックラインは環が週足にピッチファンを使って引いたものたぬ。
全部合わせて、環が勝手に「たぬきコーン」と呼んでるものたぬ。
赤い矢印のところを見て欲しいたぬ。このラインでレジスタンスされて叩き落とされているように見えるたぬ。
「いやそもそもそのラインて本当に効いてんのかい?」
・・・っていう感想は直ちに持つべきものだと思うたぬ。
それに答えようたぬ。週足で1年半ちょっと出して見たぬき。
どうだろうか、たぬ。
環には結構美しく効いてるように思われるたぬ。
ポイント③ 出来高
FXCMのチャートを見ると出来高が見えるので、そちらをご覧くださいたぬ。
(1) 今週中としては最大級の出来高
まず価格の下の棒グラフを見ると、やはり「窓空け→大陰線」のところで突出した売りの出来高になってることがわかるたぬ。
つまりなんとなく上がって下がったわけではなく、それなりの出来高を伴った実質ある売買がなされていることが見えるたぬ。
・・・ただしこれは今週中としては大きいものたぬけども、全体として見たときには特に目立つ量ではないたぬ。
そんなわけでこれに関してはそこまで騒ぐことではないんじゃないかと思うたぬ。
(2) VPVR
VPVR(右側のコブ)を見ると、28440ドル前後は出来高の少ない価格帯だっていうことがわかるたぬ。
すごーく大雑把にいうと、出来高の多い価格帯はそれだけ取引が集中した重要な価格帯として意識されたり、あるいはポジションを持ったままのたぬきたちがいたりする(後者に関しては別途OI分析が必要)だろうということで、レジスタンス・サポートとして機能しがちになると考えられているたぬ。
そんなわけで、現在の価格は上下に出来高から考えられるレジスタンスとサポートを持った谷間に位置することになるたぬ。
そしてサポートとなる出来高の山は28400位になっているたぬから、この辺までは下に振ってきても不思議はないっていう感じたぬ。
まとめ。
まずポイント②が正しいなら、金曜日は窓空け後にレジスタンスを食らったというふうに捉えられるたぬ。
さらに、ポイント①を重視するなら、「買われすぎ」「利確のロングメイク」といったことが考えられるたぬ。
ポイント③より、実際そのあたりは出来高(特に売り)が急増していて、今週中ではトップクラスの量となったぬき。
これらより、重要なライン付近でロング利確の売りや、逆張り的なショートが積まれたために一旦調整した(もしくはこれからする?)んじゃないかと考えられるたぬ。
またタイミングを考慮すると、まず金曜日は週末利確が入ることは基本セオリーたぬね。
それに加えて、そろそろ今年も終わりたぬ。歳末利確もやっぱり当然予想されることたぬね。
・・・とはいえ、ダウは今非常に強気たぬ。
再び月曜日から突っ走り続けることがあっても不思議ではないたぬ。土日に要人発言などがあってプッシュ...ということも考えられるたぬね。
今回紹介した3つのポイントからは一旦の調整が考えられるたぬけども、それらだって今すぐバブルがはじけていくのではっていうほどのものではないたぬ。
局面としては非常に面白いところに差し掛かっているので、要チェックたぬ。
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