【GBPJPY】相場分析20200916 日足で下降トレンド転換/戻り売り3つの候補ポイント解説

【サマリ】
ここ数日のポンド下落によって、日足レベルで下降トレンド転換したポンド円。
ここからは戻り売りを狙う絶好のチャンス、ということで、戻り売りの候補となる3つのポイントを解説します。

【詳細】
長期足の確認による環境認識です。

<長期足>
週足
下降チャネルの上限で跳ね返されるようにして大陰線での下落。
同時に月足レベルのピンクの下降トレンドラインも下抜けてきたという局面です。

istantanea

<中期足>
日足(最上部チャート)
コロナショックからのV字回復による上昇5波(丸数字のオレンジの波)が週足下降チャネル上限到達で終了。
その後の下落で、日足の押し安値(赤の水平線)を割って下降トレンド転換となっています。
この時点で目線は完全に下となり、この後は青の波動イメージで示したように、エリオット波動でいう3波(もしくは5波)の下降波がスタートしていく動きが想定できます。
ということで戻り売りを狙っていきたいところですが、どこまで戻るかという点で3つの候補を解説します。

1.黄緑色のボックス
これまでの上昇トレンドのガイドとなってきた緑の破線上昇チャネルの下限まで戻るシナリオ。
今回の下落による下げを下降の1波とした時に、緑の破線上昇チャネル下限もブレイクしたわけですが、そのチャネル下限までのリターンムーブとなって黄緑色のボックス付近に戻る可能性があります。
下げの1波に対してはフィボナッチの2割戻し(0.786ライン)となるので、戻しが浅いですが、ポンドという動きの早い通貨であれば戻しの場所として考えておきたい一つのオプションです。

2.青のボックス
日足の押し安値ライン(赤の水平線)と月足下降トレンドライン(ピンク線)の付近まで戻るシナリオ。
下降の1波の過程でブレイクした月足の下降トレンドラインは、ブレイク後に一度価格が戻ってくるリターンムーブの候補として十分に可能性ありです。
加えて付近には日足の押し安値という重要ラインもあることから、これらが重なる青のボックスゾーンは戻りの可能性が高いと見ています。
下げの1波に対するフィボナッチRの4割、5割戻りのゾーンであり、戻しの割合としては十分です。

3.赤のボックス
赤の週足下降チャネル上限まで戻ってくるシナリオ。
エリオット波動でいうならば、上昇5波に対する調整波のうちフラット型を形成するケースです。
下げの1波に対するフィボナッチRの8割戻しと全戻しに近いですが、割と頻繁に出てくるケースなので、これもオプションとして十分に考えておきたいシナリオです。

日足チャート
istantanea

Elliott WaveGBPJPYTrend Analysis

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