(NK2251!)日経225先物 日足チャート
MACDを理解するということは、移動平均線をしっかり使いこなせるようになるということです。
MACDを難しいと感じている人は、移動平均線だけで十分です、と仰います。
確かに、MACDの原理原則を理解すれば、MACDが無くても移動平均線を見ているだけでMACDの形状が頭に浮かびます。
ただ、やっぱりMACDを使うことで移動平均線をより深く分析できるので、毛嫌いせずに学んでいきましょう。
まず、MACDはマックディと呼びます。エムエシーディーと呼ぶ方もいますが、マックディでいきましょう。
MACDは2本の移動平均線の間隔を見ています。
MACD1は短期移動平均線と中期移動平均線の間隔を見ています。
この間隔を見て何を見ているかといるのでしょう。
それは、短期と中期がクロスするところは、第1ステージと第2ステージ、第4ステージと第5ステージです。
つまり、MACDを見ていると、ステージの変化をいち早く察知することができるということです。
では、それぞれのMACDの計算式はチャート上に表示されています。
そして、MACDの右側を見ると、0や1000、2000、-1000、-2000と表示されています。
これはそれぞれの移動平均線の差の価格となっています。
仮に、短期と中期の価格差が1000であれば、1000のところにMACDが表示され、-1000であればそこに表示します。
ということは、0のところは、ゴールデンクロスしているか、デッドクロスしているということですね。
その0のところを「ゼロライン」というのですが、ゼロラインにMACDが接近してくることで、移動平均線の変化を知ることができるのです。
まずは、MACDの計算式を覚えましょう。
MACD1=短期移動平均線ー中期移動平均線
MACD2=短期移動平均線ー長期移動平均線
MACD3=中期移動平均線ー長期移動平均線
これだけです。