トルコショックから1年・・・再び??

Aggiornato
トルコリラ円は、
7/1(月)に窓開け上昇トレンドてスタートしたが1週間しか持たず、
トルコ中銀総裁更迭のニュースが嫌気され、7/8(月)に窓開けし下落した。
7/1に突破したトレンドライン(緑色下ライン)が、今度は天井ラインとして意識されているの見受けられた。

現在注視したいリスクは大きく2点
①ロシアから調達したS400の問題で、アメリカ及びNATOの制裁が発動
②エルドアンの圧力でトルコ中銀が利下げ(次回:2019/07/25(木) 20:00)

どちらが起きても大きく下落し、200日線(7/10時点では18.6円付近)までは到達すると予測する。
特に②→①の順で起きると、再度昨年8月に起きたトルコショック級に下落する可能性もある。
Xデーは1年後に繰り返されるのか・・・
Nota
2019/08/06更新

予想は外れ、トルコリラ円は上昇している。
原因としては3点
(1)リスク①ロシアから調達したS400の問題で、アメリカ及びNATOの制裁が発動
→未だ制裁発動されていない。(トランプがあまり乗り気でない??)
(2)リスク②エルドアンの圧力でトルコ中銀が利下げ(次回:2019/07/25(木) 20:00)
→米を始め世界的に利下げムード&CPIの結果が良く利下げ率も妥当と捉えられた。
(3)トルコ政府によるトルコリラの買い戻し
→トルコリラの下落を抑えようと、政府がトルコリラを買い戻している。
(日本時間15時頃に買われている?)

【今後の注目点】
今後は(3)がいつまで続くのかに注視していく。
(日本時間15時頃に買われなくなったタイミング)

トルコ政府の金が尽きるか、
政府介入の影響によって金融破綻が起きるか、
どちらにしてもまだまだ下落するネガティブな点が多い。
Trend AnalysisTRYJPY

Anche su:

Declinazione di responsabilità