【前提】
前提として上昇トレンドの中にいると仮定します。
今年4月安値を起点とした上昇のトレンドライン (青線) が効いており、6月以降は20日移動平均線とも重なり強力なサポートになっています。
ここを明確に下に抜けないと1月の今年最安値から始まった上昇トレンドは継続していると判断します。
【シナリオ (1)】
チャートにある (1) の動きです。
雇用統計後からの下落は5日移動平均線 (紫線) にサポートされて止まり、ぐずついた動きの後に上昇するパターン。
【シナリオ (2)】
チャートにある (2) の動きです。
もう少し下落し、今年1月と4月の安値を結んだライン (オレンジ線)、110.80あたりでサポートされ、その後に上昇するパターン。
【シナリオ (3)】
チャートにある (3) の動きです。
さらに下落し、上昇トレンドライン (青線) の下限と20日移動平均線 (赤線)、110.40あたりでサポートされ、その後に上昇するパターン。
【見立て】
シナリオ (2) の動きとなると予想します。
金利 (米国債10年利回り・2年利回り) が下がり気味になっており、また、米国株価三指数も調子が良いため、リスクオンのドル売りで少し下落するのではないかと思います。
とはいえ、そこまでは下落はせず、いつものドルと円が同方向に動いて動意が出ない状態も挟んで、結局は112円へ向かうのではないかと考えます。
【ポジション】
110.80〜90あたりでロングを入れていこうと思います。ターゲットは112円手前。
20日移動平均線までは買い下がり、そこが抜けた場合戻りで損切りをします。
以上