今週の振り返り

今週は5営業日陽線のリバウンド上昇でした。再び0.5%の利下げを催促する市場、トランプとハリスの討論会でハリスが優勢となったローテーションなど、株式市場は利下げ確実視されているFOMC前の上昇を演出した。

9月9日(月)の始まりからすぐに上昇を始め、下落目処と見ていたフィボナッチ38.2%までの下落を見せることはなかった。
1日の中では一時的に下落することもあったが、9月6日(金)の安値を下回ることはなく、底堅い推移となっていました。
9月11日(水)に長いヒゲをつけているが、この時下落しても9月6日(金)安値の手前で値止まりして、反発したことがエントリーしやすかったポイントだろう。

9月6日(金)の引けには、8月下旬のボックスゾーン(黄色の長方形)に到達した。
しかし、ボックスゾーンの高値まで上がりきれず週末を迎えた。高値越えトライはお預けとなった。ボックスゾーンでも見合っている価格帯のため、今回も高値越えできるかはイベント待ちの様相と見る。

次週はFOMCがあり、0.25%の利下げ、0.50%の利下げのどちらになるかによって、高値越え→上昇とつなげられるか、もしくは失望売りとなるかの値動きが想定されそうだ。

次週のシナリオ
①上昇する場合

ボックスゾーンの高値を上抜けて上昇する場合は、7月16日(火)の高値にトライ。

高値を越えてATH更新していくなら、次の節目は5,800。

②下落する場合

失望売りとなるなら、もう一度ボトム作りに向かうが、フィボナッチ61.8%~50%の間が目安。今のところは、下がっても9月6日(金)の安値前後がサポートラインとなるかを見届けておけばいいかも。
Trend Analysis

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