TRY/ZARのテクニカル分析「短期ベア方針+中期ブル方針」

TRY/ZARのテクニカル分析「短期ベア方針+中期ブル方針」

今週はTRYZARのショート(トルコリラをショートにする際のスワップコストを節約する組み合わせ)が最もワークした格好です。

ファンダメンタルズ面での売り材料(米-トルコ関係悪化や原油上昇に伴うトルコリラ売りと、米中合意成立や予想外に堅調なゴールドを背景としたランド買い)に加えて、テクニカル面での売り材料(短長デッドクロスと三役逆転、バンドウォーク、7月に揉んでいた2.42半ばのサポート割れ、三角持ち合い下放れ)が重なったことが背景

このトレンドはもう暫く続きそうだが、1月中旬頃までと見ている。理由は2つ。
① トルコ当局が12/18夜に新たな資本規制案(トルコリラ売り/外貨買いを制限する案=銀行資本の10%以下でしか為替スワップやフォワード、デリバティブ取引を行うことができない)の導入を発表したこと
② ムーディーズによる南ア国債格下げ可否判断が再び3月に到来すること(前哨戦は2月の南アフリカ予算発表)

以上を踏まえ、向こう数週間はショートポジションキープ。1月中旬前後で度転ロング方針

仮想通貨情報メディアCoinCollege√編集部
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