13 lug 2020
テスラの株が大きく上げています。 6月にそれまでの上場来最高値をブレイクしてしばらく揉み合っていましたが、 3度目のブレイクから大きく上昇しました。 上場来最高値を超えていくとそこから上には抵抗ラインがありません。 過去どこで買っている人もみんな含み利益になっているので、 「やれやれ売り」が出てくることもない。 そうすると、所謂、「青天井相場」のチャートになる可能性があるわけです。 テスラの場合も見事にそうなっています。 テスラの時価総額は、トヨタを抜き、自動車メーカーのトップになりました。 生産台数でも利益でもトヨタが大きく上ですから、 世界の投資家はテスラの成長性にそれだけ期待しているということですね。 ただ、現在のテスラの株価の高さに疑問を持っている投資家も多く、 空売りの規模が市場空前のサイズになっているようです。 その額は約2兆円以上。テスラの時価総額の10%くらいにあたると思われます。 現在の株高が終われば、空売り勢は巨額の利益を得ますし、 逆に株高続いて踏み上げられて巨額の損失になる可能性もあります。 それで、売り方が全て踏み上げられると、テスラ株はさらに10%は上がるのではないかと、 先週の金曜日の時点で考えていましたが、金曜日にはなんと、L(・o・)」 一日で約10.8%上げていました。 さらに週明けの本日は、NY市場オープンと同時に窓を開け上昇、 現在のところさらに、L(・o・)」12%の上昇になっています。 売り方がかなり踏み上げられて、買い戻しをしているように思えます。 これでいよいよ売り方も大損失を出して撤退なのか? 買い方VS売り方の勝負の行方は? まだどうなるかわかりませんが、 以下のように考えています。 (1)どこかで上昇が止まり、上昇がとまったところからしばらくもみ合うと思います。 ただ、それがどのレベルかは分かりません。 (2)そして、 A もみ合いレベルの安値を抜ければその後下落。 B もみ合いレベルの高値を抜ければその後また上昇。 となるのではないかと思っています。 テスラ株は過去何度かトレードして儲けさせてもらいましたが、今回は買い遅れてしまったので、 チャート観戦を決め込んでいます(^_^;) なお、テスラは、まだS&P500に採用されていません。 それは、S&P500に採用される条件である4期連続四半期黒字を達成していないからです。 しかし、今度の決算で(22日)4連続四半期黒字を達成した場合(その可能性が高いと言われています)、 S&P500に追随するパッシブファンドはテスラ株を組み込まなくてはならないので、 そこでまた巨大な買い需要が発生します。 そうするとさらに上昇と言うことになりますが、 既にそれを見越した買いが入ってきているのも現在の急上昇の背景にあると思われます。