ドル円：今日の緑のライン付近での反応が今年のドル円の堅調軟調を占う上で大きな意味がある…かも（今日明日の動きは非常に重要！！！）

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月足


ドル円
21:41 2018/02/01


ドル円のポイント
・日足は昨日の陽線を引き継いだ形に…
・日足5MAをしっかり上抜け現在-1σ付近
・4時間足25MAをしっかり上抜け+2σ付近、バンドウォークしそうな状況
・緑のライン付近に位置している


ドル円の予想とトレード
・日足の完成した形で大きく変わる
・トレードとしては今回は様子見だが、トレードしているような感覚でチャートは見ていたい
・今日の反応で２つのパターンが考えられる
・その2つのパターンが今年のドル円を大きく左右するかもしれない


　日足を見ると、昨日の陽線を引き継いだような形で、5日平均線（現在109.03円）をしっかり上抜け、-1σ付近（現在109.55円）まで上昇しています。上向きの勢いが出てきたような印象を持ちました。まだ日足が確定していないので、はっきりとは言えませんが、このまましっかりした陽線で引けるのであれば、そろそろロングの準備をしておいてもいいのかもしれません。ただ、ISMなどの大きめの指標もあることから、この後ローソク足が崩れる可能性も考えられます。それによっては、1月中旬から下旬辺りにレジスタンスとして機能してきた-1σではね返されることも十分考えられます。日足が完成するのを待って決めても遅くはないと思いました。


　4時間足を見ると、先週のトランプ砲くらいからレジスタンスとして機能してきた25本平均線を、昨日のNY時間にしっかり上抜け、+2σ付近をタッチ。その後少しもみ合いましたが、再び上昇し+2σ（現在108.33円）をしっかり上抜けバンドウォークしそうな状況です。

　現時点の値付近に緑のラインが位置しています。このラインでトレードするつもりはありませんが、このラインを上抜くかはね返されるかでも大きな意味合いが変わってきます。よって、バンドウォークをするか、+2σではね返されるかが大きな分岐点になると思っています。非常に重要なポイントの局面を迎えていると思いますので、ここでの判断は慎重にする必要があると思います。ここからは二つのシナリオで考えたいと思います。


①4時間足+2σを上抜けバンドウォーク状態になった場合

　この緑のラインは月足レベルの非常に強いラインであるため、少し下抜けただけで判断するのは非常に危険です。おそらく、バンドウォーク状態になれば、緑のラインをしっかり上抜けることになると思います。つまり、緑のラインは実は下抜けに成功していなかった、緑のラインとピンクのラインによる月足レベルの三角保合はまだ継続している可能性が強いと考えられます。

　そうなれば、おそらく目指すのは週足ピンクの一番上のライン付近である週足+2σ（現在115.05円）付近を目指すのでは？と考えられます。だとすれば安易なショートは非常に危険と考えられます。


②4時間足+2σではね返された場合

　月足レベルで機能している緑のラインなので、この程度で下抜けたと判断するのは早いのかもしれませんが、意識をしておいた方がいいようにも思います。月足のサポートラインを4時間足で使うのはいかがなものかとは思いますが、サポレジ転換する可能性も考慮しておきたいと思います。

　そうなれば、今年（少なくとも上半期）のドル円は軟調気味になると思います。①とは逆に安易なロングは非常に危険になります。


　金曜日は米雇用統計なので、イレギュラーな動きをしたり、今までの動きがイレギュラーだった可能性もあるのでトレードとしては様子見ですが、非常に重要な木曜日金曜日であると思い、トレードしているような感覚でチャートをチェックしたいと思っています。