チャートは4時間足です。

15日に発表された米小売売上高を受けて予想よりも結果が良好となり、9月のFOMCでの利上げ予想が50bpsから25bpsに減退しました。
そしてドル円は節目である149円ミドル付近まで上昇しました。

ここからの値動きですが、一旦は下落反発ではないかとみています。
149円ミドルのさらに上の節目は152円ですが、そこまで値を伸ばす材料は不足と考えます。
来週は9月以降のフォワードガイダンスが毎年パウエルFRB議長から示されるジャクソンホール会議があります。パウエルFRB議長の発言は23日とされていますが、そこでの発言次第で152円まで上昇するかもしれません。
また、同日日本では閉会中審査が開催されますが、植田日銀総裁の出席を要請し、今月の株価の乱高下や金融政策について議論されるとみられます。
このあたりもドル円を動かす材料として出てくるかもしれません。

このところアメリカのCPIが落ち着いてきており、注目は雇用統計に集まります。
7月は失業率が上昇しましたが、ハリケーンの影響で雇用が悪化したとのことで、9月にはおおようされる雇用統計の動向にも注目が集まりますが、そうだとすれば悪化傾向は続かない可能性もあります。

一旦目先は149円ミドル付近を下落反発で、材料次第ですが、上下の節目は146円ミドルと152円を見ています。
トレード戦略として、プライスアクション次第ですが149円ミドル付近がレジスタンスとなっている現時点では下目線、サポートが確認されれば上目線としたいと思います。
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